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アマゾン、ストリーミング装置「ファイアTV」を発表

インターネット通販大手の米アマゾン・ドット・コムは2日、動画やゲーム、音楽をテレビにストリーミング(逐次再生)するセットトップボックス(STB)を発表した。アマゾンは、ネット接続機能が付いたリビングルーム機器の市場への野心的な参入を果たしたことになる。

新たに発表した装置の「ファイアTV」は、「キンドル」ブランドの製品群の1つと位置付けられる。

販売価格はストリーミング装置としては高めの99ドルに設定された。

アマゾンはこの新製品で、熾烈な競争が繰り広げられているストリーミング装置市場に姿を現した。

米グーグルが「クロームキャスト」を投入して大きな成功を収めた昨年以降、競争はさらに激化している。

市場にはすでにロクのSTB、アップルの「アップルTV」のほか、マイクロソフトの「Xbox(エックスボックス)」など各社の家庭用ゲーム機が出回っており、アマゾンにおいては、似たアプリケーションやサービスを提供するこうした競合製品からファイアTVを差別化させる必要がある。

参入企業の増加に伴い、ストリーミング装置の価格は低下の傾向にある。

グーグルのクロームキャストは35ドルという低価格が奏功し、最も売れている。

競合するロクも49.99ドルのSTBの出荷を開始した。

こうした装置は、ストリーミングサービスを受けたい消費者にとって、高価な家庭用ゲーム機やネット接続型テレビに代わる商品となっている。

市場調査会社のストラテジー・アナリティクスによると、ロクのようなストリーミング装置の売り上げは今年、前年比24%の増加が見込まれる。

現時点でシェア争いは1位がアップル、2位がロク、2位がグーグルとなっている。

アマゾンはこれまで、「アマゾンプライム」会員向けのストリーミング動画配信で主に他社製の装置に依存していた。

アマゾンが全く新しいハードウェアを市場に投入するのは11年発売のタブレット端末「キンドル・ファイア」以来で初めて。

アマゾンはファイアTVを登場させることで、コムキャストなどのケーブルテレビ(CATV)大手やその他企業がさまざまなハイテク製品を送り込んでいるリビングルームの争奪戦に参戦した格好だ。

企業は消費者の視聴傾向に関するデータを独自のアプリで収集することができるため、アマゾンとしては関連商品の推薦や広告の内容などでより的を絞れるようになる。

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