SSブログ
スポンサード リンク

「右から左に聞き流す」は本当だった。人は聞いただけではなかなか覚えられない

朝のラジオ、上司の小言。私たちは普段いろんなことを耳にするのに、覚えていることと覚えていないことがあります。
アイオワ大学の心理学者たちが、聴覚と記憶に関する研究を行っています。

研究チームは、学生100人を対象に、記憶に関する2つの実験を行いました。
この結果、見たことは触ったものに比べ、「聞いた」ことは記憶に残りにくいことが明らかになりました。

1つ目の実験では、

「ヘッドホンでいくつかの音を聞く」

「さまざまな大きさの赤い四角を見る」

「アルミニウムの棒を掴んで振動を感じ取る」

といった活動をし、それを記憶してもいます。
各操作は1秒から32秒、ランダムに頼まれた秒数だけ行いました。

この結果、時間が経つほど全体に記憶力が落ちる傾向はあるものの、特に耳で聞いた記憶ほど早く忘れやすいことが明らかになりました。

では、長期の記憶ではどうでしょうか。
学生たちは犬の吠える声を録音した音を聞き、バスケットボールの試合の録画をサイレントで見、ブラックボックスの中身(コーヒーカップなど一般的なもの)を触って、これも記憶しました。

1時間後と1週間後に記憶を確認した結果、やはり音の記憶が薄れるのが最も早かったそうです。

電話番号など、書き留めておくと暗唱できるのに、メモをしないと忘れてしまう……
なんて経験はありませんか?
この結果は、聴覚の記憶は視覚などとは別の回路を持っていることを表しているのではないか、と研究チームのビジェロー氏。

試験勉強や人の名前など、覚えたいことはメモをしたり、視覚的なものと結び付けて覚えるのが効果的なようですね。

引用元はこちら


楽天[美容&健康部門]

訪問済み!(40)  コメント!(0) 

訪問済み!40

コメント!0

スポンサード リンク

スポンサード リンク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。